らんまりのラクガキ。。。はじまり

先天性心疾患、単心室の旺ちゃん。


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奇跡。

  1. 2013/03/11(月) 00:03:23_
  2. 旺ちゃん(^з^)-☆
  3. _ tb:0
  4. _ comment:2

4月に福岡に来て


5月1日に緊急で全身麻酔の帝王切開で


旺ちゃんが産まれた。


 


5月1日の朝


陣痛促進剤を打った途端に


お腹の中の旺ちゃんの心拍が低下して


看護師さんと先生が慌ててかけつけ


ベッドごと手術室に運ばれた。


赤ちゃんの心拍数は120〜140くらいあるのに


このとき旺ちゃんの心拍数は40くらいだった。


あまりに急なことだったのでパパもまだ来ていない。


ひとりぼっちで状況もはっきり把握する時間もなく


ものすごいスピードで手術室に運ばれながら


「赤ちゃん生きてる?」と


泣きながらやっと声を出して聞くと


看護師さんと先生が


「生きてるよ!絶対助けるから!!」


 


手術室に入ったかと思うとすぐに


全身麻酔をかけられた。


 


 


遠くのほうから


「深呼吸をしてください!」


と声がした。


深呼吸をすると


海の底から浮き上がってくる感覚が押し寄せ


もう息ができない!って思った瞬間


光が差し目が覚めた。


しゃべろうとしてもなかなか声が出なかったが


どうしても聞かなきゃいけない。


「赤ちゃんは生きてる!?息しました!?心臓は動いてますか!?」


 


「元気に泣きましたよ。


普通の赤ちゃんと変わらないくらい大きな声でしたよ。」


 


よかった心臓は動いたんだとほっとした途端


お腹の痛みに気付いた。


 


 


そこには旺ちゃんはいなかった。


産まれてすぐにパパとこども病院に運ばれていた。


 


旺ちゃんには次の日しか会えない。


写真を見せられたが生まれたての旺ちゃんは


ものすごくぶっさいくだった(笑)


 


手術室からでるとひとりぼっちだと思っていたら


SWANママがいてくれた。


嬉しかった。


 


翌日全然動けなかったが


旺ちゃんに会いたい一心で


痛み止めの内服と注射を打ってもらい


パパに車椅子を押してもらってこども病院に行った。


 


やっと会えた旺ちゃんは保育器の中にいた。


ぶっさいくだと思っていた旺ちゃんを


初めてみたらとっても小さくてとっても可愛かった。


写真うつりが悪すぎただけだったみたい(笑)


やっと会えた。


あんなに痛かった傷の痛みがぶっ飛ぶくらい嬉しかった。


お腹の中にいたのが不思議でたまらなかった。


全身麻酔だったし起きたら旺ちゃんいないし


実感がわかなかったのかもしれない。


 


私が退院するまで毎日おっぱいを運ぶため


パパとこども病院に通った。


産科には母子同室でいつも赤ちゃんとママは一緒にいる。


私はひとり。


でも全然寂しくなかった。


旺ちゃんは産まれてきてくれたから。


心臓が動かないかもしれないと言われながらも


産まれてきてくれたから。


 


産む前は母子同室で赤ちゃんの泣き声を


聞くのが辛かった。


私は旺ちゃんが産まれても一緒にはいられない。


抱きしめることもできない。


おっぱいを直接あげることもできない。


 


辛くてそれに旺ちゃんに会えるかもわからなくて


何度も泣いていた。


 


産む前にステラパパが面会にきてくれた時の


「これから一生を一緒に過ごすことを考えたら


一緒にいられない時間なんてあっという間!」


という言葉にどんなに救われたことだろう。


 


SWANママとREM&AQUA一家も会いにきてくれて


入院中寂しくなかった。


 


旺ちゃん。


旺ちゃんが生まれる前から


旺ちゃんとママはたくさんの人たちに


支えてもらってるんだよ。


素敵な人たちばかり。


 


ねぇ旺ちゃん。


ママ旺ちゃんに伝えないといけないこと


たっくさんあるよ。


旺ちゃんに会わせたい素敵な人たちが


いっぱいいるよ。


 


元気になりたいね。


 


本当はね


旺ちゃんをいろんなところに連れて行って


旺ちゃんこんなに可愛いんだぞって自慢したい。


本当はね


一緒に買い物に行ってどの服が似合うかなって


選びたい。


 


こんな些細なこと


何でもないようなことが


幸せなんだね。




 


幸せはそこら中に


たっくさん転がっている。




お腹いっぱい食べること


自然に眠ること


太陽にあたること


風に触れること


お外で遊ぶこと


家族で過ごすこと


心臓が動いて血液が全身を循環すること


息をすること。


当たり前なことなんてひとつもない。


世界は奇跡であふれている。


 


こんな当たり前のことを


気づかせてくれたのは


紛れも無く


旺ちゃんなんだよ。


 


そんな旺ちゃんはママの最大の誇り。


 


ママのお腹の傷は旺ちゃんのママだという


最大の証。


 


旺ちゃんの胸の傷は


力強く生きる男の勲章だよ。




 

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